せがわ農園

2020/05/16 22:50

田植えの一週間くらい前から、苗を夜温に慣らします。

それまではハウスの中で一定の温度を保っているのですが、植えてから急に悪条件にさらされると、苗が弱ってしまいます。

5月の半ばとは言え、そこは北海道。
最低気温が1度や2度の低温や強風の時があり、その時の為に徐々に夜もハウスを開けて自然の環境に慣らします。


その他に、当園では苗が小さいうちに15キロ程あるローラーで、苗を踏みます。

こうすることにより、苗にストレスがかかり、折れた部分を戻そうとする力が働きます。


ひょろひょろとした徒長苗になりにくく、太く短い丈夫な苗になる効果があります。

植えた後の痛み方を考えると、小さいうちに負荷をかけ、自然界に出た後も逞しく育つ為なのです。

かわいいが故の行動です。


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